カペカ(KAPEKA)でポッサムの毛を使っているワケ

カペカについて メリノシルク

一般的なポッサムは、1837年にオーストラリアからニュージーランドへ毛皮貿易を目的として持ち込まれました。ポッサムは、太くてフサフサした尾、厚い体の毛皮、先のとがった鼻、そして大きく先のとがった耳を持っています。これらのポッサムは現在、ニュージーランドのほとんどの地域に広がっています。

ニュージーランド自然保護局(DOC)によると、ポッサムはニュージーランドの自然環境に対する最大の脅威の1つになっています。ポッサムは、ニュージーランドの多くの自然生態系に大きな影響を与えています。天敵がほとんどいないため、個体数は増え続け、現在ニュージーランドに約3,000万ものポッサムが生息していると言われています。

植物の葉がポッサムの主食ですが、ポッサムは雑食動物です。花やつぼみ、果実やベリー、蜜なども食べます。つまり、ポッサムは食料源をを求めて、在来の鳥や爬虫類と競い合い、木や植物の成長とライフサイクルのバランスは、全ての部分が食べられてしまうと大きく影響を受けます。またポッサムは、キウイやコカコなど絶滅危惧種の鳥の卵や雛を食べます。しばしば木の幹につくられた巣穴を占拠し、カカリキやサドルバックなどの鳥の営巣を妨げます。

ニュージーランドでは、ポッサムは害獣に指定され、個体数を減らすため「プレデターフリー2050」という取り組みが行われています。

カペカ(Kapeka)は、害獣駆除プロセスを通して捕獲されたポッサムを利用して、メリノシルクやマハナカシミヤの繊維を開発しています。また、ポッサムの毛を使用することで、合成繊維の量を減らすことにも役立ちます。

ポッサムの毛は中が空洞になっているため、優れた保温効果を持ち、とても軽量です。また大変柔らかく、繊維はカシミヤ製ニットウェアより35%暖かく、メリノウールニットウェアより50%暖かいのが特徴です。これは、ニュージーランドのオタゴ大学によってテスト、および検証されています。ポッサムの毛はメリノウールと組み合わされて、柔らかくて暖かい繊維になります。

ポッサムの毛を使用している、カペカ(Kapeka)のメリノシルクマハナカシミヤを是非チェックしてみてください。

ニュージーランド自然保護局(DOC)と世界自然保護基金(WWF)は、ポッサムの毛を使用をサポートしています。カペカ(Kapeka)のニットウェアをご購入いただくことで、ニュージーランドの自然環境保護をサポートし、キウイを含む在来の鳥類を保護することができます。



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